●はじめに
公立保育園の民営化の情報がありましたらお寄せ下さい。 公立保育園の民営化問題掲示板 または メール にて知らせて頂ければ幸いです。どうぞ宜しくお願いします。
公立保育園の民営化は、全国各地にあります。全国各地の情報を可能な限り集めて、基本的には、父母の側から民営化に直面した父母(地域によっては保護者あるいは父兄とも言うでしょう)に向けた内容を中心にして、情報内容(コンテンツ)を構成していこうと考えています。少しでもお役に立てる情報があれば幸いです。
この公立保育園の民営化は、現在作成中であり、情報提供としては不十分かもしれませんが、鋭意作成中でありますので、今暫くお待ち下さい。 m(_o_)m
●民営化って何?
民営化と聞いて真っ先に何を思い出しますか? 国鉄→JR、電電公社→NTTなどありました。国鉄→JR、電電公社→NTTになった民営化の場合は、組織の名前・看板は変わりましたが、働いている人の雇用は継続され、働く人は基本的に替わりませんでした。(継続して働けない人も多く出ましたが)
公立保育園の民営化で何が違うかと言いますと、子供を保育して下さる保育者が全員替わります。一部、短時間の保育士が継続する場合もありますが、ほとんどの保育者は入れ替わります。
保育は、人が人に提供するもので、人が替われば対応が変わります。もちろん民営化しなくても、
・園長が転勤で替わった。
・年度替わりで別な保育士になった。
などの理由で、今までと違った保育を受ける場合もあります。しかし、民営化は、園長以下全ての保育士が全員交替しますし、運営責任者も行政から社会福祉法人(または学校法人、企業、NPO法人など)に替わります。人が替われば、やり方、考え方などの全ての面で変化が伴うと考えて良いでしょう。
イメージとしては、クラス全員が公立保育園を辞めて、新設で未知の(まだ実態が無い)私立認可園に入り直すようなものです。園長以下の正規職員は、全て引き上げて替わります。保育園の名前が変わる場合もあります。
●民営化するとどうなるの?
受託法人が決まらないと、どのような保育内容になるのかは、分からないのが現状です。行政の担当部署が好意的だと、受託法人の募集に対して父母側の提案した条件を、全てとは言えないまでも、いろいろと募集要項に加えてくれる場合もあります。
基本的に「保育の質は変わりません」と言うのが、行政側の説明です。しかし、同じ公立保育園でも園長が転勤で交替した場合、保育内容・運営方針が変わります。園長以下の正規保育士全員が交替して、内容が変わらないはずがありません。
内容が変わった結果、良くなったと感じるか、悪くなったと感じるかは人それぞれです。一例ですが、公立保育園と同じ保育内容の継続を願う人が多い事から、悪くなったと感じる人が多いケースもありました。
内容的にも悪くなる要素があります。保育は、経験により蓄積するものが多く、若いバイタリティーと柔軟な発想も必要ですが、経験を生かす場面が大変多いものです。しかし、若い人だけであると経験を教えてくれる人がいません。なので、経験の少ない保育になる可能性を多く秘めています。
先々、経験を積み、若いバイタリティーと柔軟な発想を大いに発揮して貰える可能性もありますが、それには、保育者本人のやる気、的確な指導者の存在、園児・父母・保育者から信頼される園長の存在、保育者が継続して働き続けられる環境を含む、運営側のより良い環境作りも欠かせません。
民営化後の私立認可園は、良くて3分の1くらい(通常半分くらいかな?)が新人保育士になります。しばらくは、落ち着かない保育が行われると考えて良いでしょう。保育者同士のチームワークもこれからですし、経験もこれからの保育者もいます。引き継ぎ期間があるとは言え、子供と保育者、保護者と保育者の関係も新しく作り直しです。最初から望ましい保育を提供して貰うのは、なかなか難しいと考えた方が良いでしょう。
なので、民営化して、しばらくの間は「保育の質(レベル)は下がる可能性が非常に大きい」と理解して頂いても良いと思います。落ち着くのは、しばらく経過してからではないでしょうか。
●民営化をどう思うか?
保育園に子供を預ける父母(保護者あるいは地域によっては父兄とも言うでしょう)の立場として、民営化をどう思うかは、現在の公立保育園をどのくらい支持しているか? あるいは、大切に思っているか? 信頼しているか?にかかっています。
「民営化」のことは、まだ良く分からないので、賛成とも反対とも言えない。しかし、子供を含め保護者にとっても良いことなのか?悪いことなのか?とても関心がある、と言うのが、最初は多いのではないか、と思います。
いつも子供を大切に保育してくれて感謝している、公立保育園のお陰で子供が健やかに育っている、自分もその公立保育園を卒園したので子供の子供(孫)の時代まで大切に残したい、などの理由で、公立保育園を支持しているのでしたら、民営化を反対して何とか白紙に戻し、現在の公立保育園をそのまま残したい(継続したい)気持ちになるのは自然な事だと思います。
逆に、自分と今の公立保育園(あるいは公立の保育士)とギクシャクした関係であるとか、外から見ていても公立保育園内の人間関係が上手くいってなさそうだ、もっと別の民間保育園のような幼児教育を取り入れて欲しい、などの理由で、公立保育園を支持しないのでしたら、民営化を賛成して望む保育を行ってくれる可能性に賭けてみたい、と言う気持ちも自然な事だと思います。
注意しなければいけないのは、100%望む保育を行ってくれる可能性は低く、自分が思っていることを相手(受託法人あるいは行政)に伝えない限り、自分が望む保育の方向性と別の方向性になる可能性も秘めています。また、保育園には数十人以上の父母が在籍しているわけですから、自分が望む保育の方向性と他の父母が望んでいる方向性が一致するかどうか?も重要です。他の父母の話、考え方も聞いてみると参考になると思います。
仕事が忙しいから保育園に預けている、継続して預けられれば民営化されても構わない、保育園や民営化に興味が無い、民営化が良く分からないから興味が無い、などの理由で、反対でも賛成でも無い棄権です、と言うご意見もあるでしょう。一例ですが、民営化後に子供が登園をいやがるようになった、民営化後に家で子供がイライラするようになった(これらは個人差のあることで必ずあるわけではありません)、民営化後に教材費の集金が増えた、などのケースもあるようです。後悔の無いように、ぜひ関心を持って頂き、反対・賛成の意思表示をお願い致します。m(_o_)m
●民営化での移管と委託の違い
民営化には、移管と委託と言う2種類の形態があります。どちらも今まで述べた部分は同じです。どちらも園長以下の正規保育士全員が交替します。
・移管(=民設民営化)とは、通常、土地を無償貸与し、建物・備品を有償譲渡して完全に私立認可園となる事を言います。建物が有償譲渡なので、築年数が浅い保育園や建て直して新築にしてからの有償譲渡となる場合が多いです。規制改革委員会では、土地・建物を有償で貸すように提言してますので、今後も土地の無償貸与、建物・備品の有償譲渡が続くかは、今のところ不明です。
・委託(=公設民営化)とは、公立保育園のままで、保育園の運営を社会福祉法人や学校法人、企業、NPO法人などに委託して、保育園を運営してもらう事を言います。すなわち土地・建物などのハードウェア部分を行政が担当し、保育・給食などのソフトウェア部分を委託先が担当する事を言います。流行の言葉では、「アウトソージング」と言う言葉が当てはまるでしょう。アパート・マンションの大家さんを考えてみて貰うと分かりますが、雨漏り、陥没などの補修工事、防水・塗装などの維持工事などや建物の増築・改築の場合など、ハード部分に特別な何かが無い限り、大家さん(行政)は、ハード部分に関与しないと思われます。
これ以降は、現在、鋭意作成中でありますので、今暫くお待ち下さい。 m(_o_)m
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